もっと知りたくありませんか？

Write Away Right Away はどのようなテキストですか？

Write Away Right Away のシラバスの特徴は何ですか？

Write Away Right Away はプロセス・アプローチの考え方に基づくライティングの学習に重点をおいています。本テキストを通して生徒は、ライティングとは最初から完璧にできるものではない、ということを学ぶことになります。即ち、すべての文章はくり返し校正され、修正され、書き直されることによって出来上がってゆくものだ、ということです。このようなライティングにおけるプロセスを身に付けることを重視するとともに、伝統的な学習法をもカバーしています。英文ライティングに必要な要素は、タスクをこなしていく過程で自然に学べるようになっています。タスクはどれも実践的でしかも面白く、インタラクティブな内容になっています。

Write Away Right Awayは、英文ライティングが嫌いで、恐怖さえ感じているような生徒のために開発されました。学習者の好みや興味を考慮して、やる気が沸いてくるように作られたアクティビティならば、そのような生徒でもライティングは楽しみながらできるものだ、と思えるようになるでしょう。生徒のモチベーションを高めるために、個人・ペア・グループ・プロジェクトワークなど、様々な形態のアクティビティが収録されています。さらに Write Away Right Away のタスクでは、実践力をつけるために、採点する教師のみならずその他大勢の読み手に向けても書くようにうながします。

ほとんどの日本の大学生は、将来アカデミックな英語が必要な環境に身を置くことはないため、本テキストではアカデミックライティングよりも、生徒の役に立つ実用的な英文ライティングを扱っています。本テキストのライティングタスクに取り組むことによって、英文ライティングの技術はもちろん、総合的な英語力を向上させることができます。テキストは12ユニットから成り、それぞれは事実描写・創作的文章・個人的文章という、3つの傾向に大別できます。

また、生徒はコースを通じてジャーナルライティングとフリーライティングの双方を練習します。ジャーナルライティングは生徒と先生とのコミュニケーションを図るため、スムーズなライティングを身に付けるため、また他のコースで学んでいる表現を練習するために行います。フリーライティングは、英語で考え、ライティングのスピードやスムーズさを向上させ、決して手を止めずに書きつづける力をつけるために役立ちます。

各ユニットは、Fun Writing Activities で締めくくられます。このアクティビティは、生徒に形式にこだわらずに自由に書く練習をさせるとともに、次のユニットで再び方向づけられたアクティビティに取り組むのに先だって、一息つけるように工夫されています。

また、メインの12ユニットの他に、解答付のティーチャーズ・ガイドを EFL Press のウェブサイトから自由にダウンロードし、プリントアウトして使用することができます（PDFフォーマット）。

なぜ Write Away Right Away は他のテキストと違うのですか?

• 日本市場向けと称して販売している英語教材は数多くありますが、それらのほとんどは、より広範なアジアや全世界の市場を対象に作られたものです。Write Away Right Away は、日本固有の生活様式、習慣などを考慮して開発されていますので、英語を学ぶ日本人が必要とする要素をふんだんに取り入れた内容となっています。
• Write Away Right Away ほど、バラエティに富んだアクティビティを収録しているライティングテキストはありません。形式張った単調な内容では生徒が退屈してしまうため、Write Away Right Away では殆どのテキストに見られる、似たようなパターンの繰り返しを極力避けています。各ユニット共通の基本的な流れは、プレゼンテーションから始まりある程度コントロールされたプラクティスへ、つづけてさらに自由なプラクティスへと進んでゆく、というものです。但しアクティビティの内容はユニットごとに異なりますので、決してマンネリになることはありません。
• Write Away Right Away は、日本全国の大学等において、意欲的な生徒とあまり意欲的でない生徒のどちらにも好評をもって迎えられています。このたび第2版を刊行するに当たり、コース全体を見直して改訂・改良をおこない、さらに優れたテキストになるように努めました。